NUSSI’S SALES NOTEウッシの営業ノート

NOTE 19 · 経験から学ぶ

顧客の困り事から、メーカーと改善を考える

営業の仕事には、商品を説明するだけでは進まない場面があります。導入後の使い方を一緒に整理したり、メーカーと物流の条件を見直したりした経験を紹介します。

今日できるようになること

顧客の困り事を一つ、本人の言葉と確認できた情報に分けてメモする。

シートへ進む ↓

こんなときに 顧客の困り事を聞き、メーカーや先輩に相談したいとき。

この順番で進めよう
  1. 1

    困り事を一つ選ぶ

  2. 2

    確認済みと推測を分ける

  3. 3

    自分で調べる範囲を決める

  4. 4

    先輩へ相談する

この経験・事例について

本人の取材に基づく記事です。複数の経験をテーマ別に紹介しています。一つの商談の時系列としてつないではいません。

不安を伝えた後に、何を示せるか

ある商談で、商品のよさを説明し、顧客の購入意欲が高まっていました。ところが「導入後に忙しくて使わず、ホコリをかぶらせてしまう人もいる」と話したところ、相手はそのマイナス面に強く共感し、購入をためらいました。

本人はこの経験を「積み上げるのは時間がかかるのに、崩れ去るのは一瞬だった」と振り返っています。

注意点を隠すという話ではありません。初心者が学べるのは、不安を伝えるときに、使い始める方法や支援できる範囲も説明できるよう準備することです。

多機能な商品は、相手がやりたいことから整理する

導入支援では、顧客が機能の多さに迷っていました。そこで、やりたいことの一覧と、項目に対応する操作方法を渡し、導入から使用まで一緒に進めました。

具体的な操作手順は今回の取材では確認していないため、ここには載せていません。ポイントは、機能を全部説明する前に、相手が何をしたいかを整理したことです。

売れない理由を、顧客と一緒に見る

在庫が多い商品について、顧客と販売データを見た経験もあります。似た商品の下位互換のように見られていたため、用途・料金・規格・産地の違いを整理し、選ぶ理由を明確にしました。

「売れないから値下げする」と決める前に、どこが伝わっていないのかを確認したのです。

メーカーには、現場も見てもらう

メーカーと改善を進めた経験では、同行訪問を通じて、顧客の将来性と地域の輸送上の不利を共有しました。倉庫、運送会社、既存の配送ルートまで見直し、送料が下がったことで、顧客には一般的な価格で供給しながら、自社の取り分も増えました。

メーカーの対策費は自社で吸収したという説明です。物流改善に使った、という事実は確認されていません。

初心者は、まず一つの困り事を持ち帰る

メーカーや物流の条件まで変えるには、経験や調整が必要です。最初から全部を担う必要はありません。まず「何に困っているか」「何を確認すれば分かるか」を整理し、先輩へ相談するところから始められます。

YOUR TURN

自分の一件で、書いてみよう。

手元に用意するもの
顧客の発言、確認できる販売情報、自分の担当範囲。

記入例を見る(説明用)

困り事=似た商品との違いが伝わらない/確認済み=顧客の説明/未確認=用途・価格条件の差/相談=比較項目を先輩と決めたい。

入力は自動保存されません。ページを移動する前に保存してください。保存した内容は他の人に自動送信されません。

CHECK

ここまでできたら、次へ。

顧客の言葉と自分の解釈が分かれ、相談相手が何を助ければよいか分かる。

うまく進まなかったときは?

物流や値引きの変更は初心者が独断で約束しない。情報不足なら確認項目を持ち帰り、権限のある担当と進める。

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