営業のアポ取り方|電話・メールの例文と、断られにくい伝え方
営業のアポ取りで、最初の一言や用件の伝え方に迷う人へ。電話とメールの例文、日程の聞き方、断られた後の終え方を実務の順番で整理します。

- アポの目的は「売り込むこと」ではなく、話す理由と所要時間を伝えて面談の判断をしてもらうこと。
- 電話は30秒で用件を伝え、メールは件名と冒頭だけで相手が判断できる形にする。
- 断られたら理由を決めつけず、再連絡の可否を一度だけ確認して区切る。
会話・記入例・試算は、説明のための例です。実際の状況や確認できた内容に置き換えて使ってください。
この記事の目次
NOTE 01アポ取りの前に、相手が判断できる材料をそろえる
アポ取りでは、詳しい商品説明よりも「なぜ自分に連絡したのか」「何分必要なのか」が先に伝わることが大切です。会社名と商品名だけでは、相手は面談を受ける理由を判断できません。公開情報や過去のやり取りなど、確認できた事実を一つ選び、今回の用件につなげます。
| 欄 | 記入例 |
|---|---|
| 相手との接点 | 問い合わせ窓口で、発注業務の担当部署を案内された |
| 話したいこと | 発注時の確認作業について現状を聞く |
| 相手に関係する理由 | 同社サイトに複数拠点での運用と記載がある |
| 希望時間 | オンラインで20分 |
表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。
相手の課題や予算を確認していない段階で、「必ず削減できます」「御社に最適です」と断定しないでください。最初の連絡では、確かめたいことと面談の範囲を明確にします。
NOTE 02電話は、名乗る・理由・用件・時間の順で30秒にまとめる
電話の冒頭で長く説明すると、相手は用件がわからないまま聞き続けることになります。まず四つを短く伝え、話を続けてよいか確認します。受付を通る場合も、担当者名を推測したり、取引があるように装ったりせず、用件を具体的に伝えます。
「お世話になります。〇〇株式会社の△△と申します。発注業務のご担当部署をご案内いただき、お電話しました。」
「複数拠点の発注確認について、現在の進め方を伺いたくご連絡しました。もし担当されている内容でしたら、別日に20分ほどお話しすることは可能でしょうか。」
相手との関係や面談内容がわからない。
テーマと時間がわかる。
NOTE 03候補日は二、三つ出し、日時・方法・参加者を確定する
「いつが空いていますか」と丸投げせず、候補日を二、三つ出します。ただし、相手の都合が合わなければ別の候補を尋ねます。日時が決まったら、面談方法、所要時間、当日確認したいことを復唱してください。オンラインならURLの送付担当も決めます。
候補日を出す会話例
説明のための会話例です。状況に合わせて言い換えてください。
来週ですと、火曜の10時、木曜の15時、金曜の11時に20分ほど取れます。ご都合はいかがでしょうか。
木曜の15時なら大丈夫です。
ありがとうございます。木曜15時からオンラインで20分、発注確認の進め方を伺います。本日中にURLと確認事項をお送りします。
通話を終える前に
NOTE 04メールは、件名と冒頭で「誰から・何の相談・何分」を伝える
アポ取りメールは、相手がスマートフォンで見ても要件を判断できる長さにします。実績を並べるより、相手との接点、話したいテーマ、候補日時を先に置きます。資料を添付する場合も、何を見るための資料かを本文に書きます。
〇〇株式会社 □□様
突然のご連絡失礼いたします。〇〇株式会社の△△と申します。貴社サイトで複数拠点の運営について拝見し、発注時の確認方法についてお話を伺いたくご連絡しました。
現在の進め方を伺ったうえで、弊社の比較資料がお役に立つか相談できればと考えています。オンラインで20分ほど、次の候補はいかがでしょうか。
・9月15日 10:00〜 ・9月17日 15:00〜 ・9月18日 11:00〜
難しい場合は、別の日時でも構いません。ご担当外でしたら、その旨だけお知らせいただけますと幸いです。
日付や社名は説明用の例です。実際の候補日に置き換え、曜日とのずれがないか送信前に確認してください。
NOTE 05断られたときは、理由と再連絡の可否を一度だけ確認する
断りへの切り返しは、相手を言い負かすためのものではありません。「今は必要ない」「担当ではない」「営業連絡を受けていない」では、次の対応が異なります。一度だけ理由や再連絡の可否を確認し、希望されない場合はその場で終えます。
「承知しました。今は時期ではない、内容が対象外、どちらに近いでしょうか。今後の連絡を控える判断に使いたく、一点だけ伺ってもよいですか。」
「今後のご連絡も不要とのこと、承知しました。お時間をいただき、ありがとうございました。」

ウッシのひとこと次の連絡につながらなくても、相手の希望を記録して守ることが大切です。連絡不要の意思は、チームでわかる場所に残しましょう。
よくある質問
アポ取りの電話は何時にかけるべき?
業界や相手の業務時間によって異なります。始業直後、昼休み、終業間際を機械的に避けるだけでなく、過去のやり取りや受付案内を確認します。つながらない場合も、短時間に何度もかけないでください。
候補日は何日先まで出す?
相手が準備できる余裕と、自社の予定を見て二、三候補を出します。緊急性を作るために不要な締切を置かず、急ぎなら理由を伝えます。
返信がないときは何回連絡する?
一律の正解はありません。最初のメールで用件を明確にし、数営業日後に一度確認します。それでも返信がなければ、連絡を区切る文面を送り、頻繁な追客を避けます。
相手・連絡理由・相談テーマ・希望時間を一行ずつ書き、声に出して30秒以内か確かめます。

