営業に悩む会社員が、明日の商談で使える一手を。
USSI’S SALES NOTEウッシの営業ノート
メニュー ☰
商談の準備・進め方

営業マンの服装ガイド|スーツ・カジュアル・清潔感を整える7つのコツ

初回訪問はスーツ?ノーネクタイは大丈夫?訪問先に合わせた組み合わせ、試着で見るところ、汗・雨への備えまで、明日の服装を具体的に決められるガイドです。

スーツも、カジュアルも。のイラスト
まず、ここだけこの記事のポイント
  • 服装は、自社と訪問先のルール・当日の仕事で決める。
  • スーツは価格より先に、肩・胴回り・裾の収まりを確認する。
  • 清潔感は、洗濯・手入れ・訪問前のひと手間で整える。

会話・記入例・試算は、説明のための例です。実際の状況や確認できた内容に置き換えて使ってください。

この記事の目次

NOTE 01迷ったら、服を買う前に「行く場所」を確認する

服装を決める4つの確認。ルール:自社・訪問先の指定。目的:初回・通常商談・現場。動き方:移動・座る・立つ。手入れ:汚れ・シワ・におい
考え方・確認の順番を整理した図解

「営業なら毎日スーツ」「カジュアルな会社ならTシャツでよい」と一つのルールにはできません。相手の会社、会う人、商談の目的、現場へ入るかどうかで必要な服装は変わります。まず、自社と訪問先の案内を確認しましょう。

服装を整える目的は、商談の内容に落ち着いて集中できる状態をつくることです。高い服を買っても、座ると苦しい、靴が濡れたまま、襟が汚れているという状態では使いにくくなります。

洋服の青山の解説でも、オフィスカジュアルの基準は職場によって異なり、職場の規定に合わせることが案内されています。 洋服の青山「オフィスカジュアルの基本ルール」

ウッシのひとこと迷う日は、手持ちの服で場に合う組み合わせを一つ決めておくと、朝に考えることを減らせます。

NOTE 02初回訪問・通常商談・現場で、基準を変える

訪問の目的から服装を選ぶ。初回の商談:相手の基準を確認する。通常の訪問:既知のルールに合わせる。現場に入る:安全・作業の指定を優先
考え方・確認の順番を整理した図解

同じ相手でも、初めて役員と会う日と、現場で作業を確認する日では動き方が違います。次の表は、訪問先から具体的な指定がないときに検討する組み合わせの例です。会社全体の雰囲気だけでなく、当日の予定に合わせて調整します。

場面ごとの服装の考え方
場面組み合わせの出発点事前に確かめること
初回訪問・正式な提案濃紺かグレーのスーツ+シャツネクタイやジャケットの要否、同席する人
普段の打ち合わせジャケット+襟付きシャツ+スラックス先方で認められるカジュアルの範囲
工場・倉庫・作業現場現場が指定する服・靴・保護具立入条件、着替え、持込み品のルール
オンライン商談画面に映る上半身だけでなく全身を整えるカメラの明るさ、背景、急に立つ場面への備え

表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。

服装の指定を、短く確認する

説明のための会話例です。状況に合わせて言い換えてください。

ウッシ

当日は倉庫も見学すると伺いました。服装や靴について、事前に準備するものはありますか?

訪問先担当者

歩きやすい靴でお越しください。見学時の保護具はこちらで用意します。

ウッシ

承知しました。ほかに立入の注意点があれば、案内を確認してから伺います。

「何でもいいです」と言われた場合も、どこで何をするかは確認できます。現場の指定があるときは、見た目の形式より安全と作業の要件を優先してください。

NOTE 03スーツを着こなす|試着では肩・胴回り・裾を見る

同じ営業マンのスーツ。左は大きすぎるサイズ、右は肩と袖が合ったサイズ
同じスーツでも、肩・袖・裾の収まりで印象と動きやすさが変わります。

サイズ表の身長やウエストが合っていても、肩の形や体の厚みで着心地は変わります。試着では、鏡の前に立つだけで終えず、椅子に座る、腕を前へ伸ばす、普段使うかばんを持つ動きを試してみてください。

試着で見るポイント
部分見ること気になるときの相談
肩・襟肩先が大きく余らず、襟が浮いていないか別サイズや形の違うモデルも試す
胴回りボタン付近に強い引っ張りジワが出ないか締めたときだけでなく、座った状態も見る
袖・シャツ手が隠れすぎず、シャツとバランスが取れているか普段のシャツを着て袖丈を相談する
パンツ腰回りが苦しくなく、裾が床に触れないか仕事で履く靴と合わせて裾丈を確認する

表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。

肩まわりなどのサイズ確認は、AOKIのサイズ選びの解説も参考になります。実際に着て、動いたときの収まりも確認しましょう。 AOKI「ジャストサイズなスーツの選び方」

組み合わせに迷ったら、濃紺のスーツに白のシャツ、落ち着いた色のネクタイを合わせるところから考えられます。柄の主張が強い服を複数重ねるより、無地に近いアイテムを軸にすると調整しやすくなります。ネクタイが必要かは、その日の訪問先に合わせて判断してください。

店頭で、サイズの悩みを伝える例

「細く見せたい」だけでなく、「商談で長く座るので、座ったときに腰回りが苦しくないものを探しています。今のサイズと、形の違うものを比べられますか?」と伝える。

NOTE 04カジュアル|一度に全部を崩さず、組み合わせを決める

営業マンの服装例。スーツ、ジャケットとスラックス、ポロシャツとスラックス
訪問先のルールに合わせて、フォーマル度を一段ずつ調整します。

ビジネスカジュアルで迷いやすいのは、ネクタイを外すだけでよいのか、シャツも靴も変えてよいのかという範囲です。まずジャケット、襟付きのトップス、スラックスを基準にし、許容されるアイテムを一つずつ確認すると組み合わせを決めやすくなります。

手持ちの服で考える組み合わせ例
場面の想定組み合わせ仕上げに確認
ジャケット着用の通常商談紺ジャケット+淡いブルーのシャツ+グレースラックス上下のサイズ感と、靴の汚れ
ポロシャツが認められる夏の訪問無地の襟付きポロ+スラックス襟のよれ、透け、裾の扱い
Tシャツが認められる職場ジャケット+無地Tシャツ+スラックス首元の伸び、薄すぎる生地、丈のバランス

表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。

表はコーディネートの提案例で、どの取引先にも通用する規則ではありません。「社内ではOK」と「訪問先でOK」は別に確認します。カジュアルな装いが認められていても、大きなロゴ、傷み、ほつれなどが商談の場で気にならないかを見ておきましょう。

靴は服とのつながりと、当日の動きやすさで選びます。スニーカーは訪問先が認める場合の選択肢です。白いものなら側面やソールの汚れ、革靴ならつま先やかかとの状態を確認します。かばんは自立することだけを条件にせず、必要な資料が収まり、名刺や筆記具を落ち着いて取り出せるかも見てください。

NOTE 05清潔感|新品かどうかより、手入れの状態を確認する

清潔感を確認できる営業マンの服装例
清潔感は服の価格ではなく、サイズ・汚れ・靴・手入れの状態で確認します。

清潔感は、顔立ちや体形の評価ではありません。ここでは、服の汚れやシワ、におい、手入れの状態を整え、相手と近い距離で話しやすくする工夫として扱います。髪型やひげも、一律に決めつけず、職場の規定と手入れの状態を確認します。

出発前に気づいたときの対処
気になる点その場の対応次回に備えること
襟・袖の汚れ汚れが目立たない別のシャツへ替える帰宅後に洗濯表示に沿って手入れする
毛やほこり衣類用ブラシなどで取り除く衣類の保管場所とブラシの置き場を決める
靴の汚れ素材に合う方法で拭く乾燥・手入れの時間を取る
汗やにおい着替えや洗える部分のケアで整える替えのシャツなどを必要に応じて準備する

表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。

香りでにおいを重ねて隠すより、汗を拭く、乾いた服へ替える、洗濯するなどの手入れを先に考えます。香りの感じ方には違いがあるので、近い距離で話すことも意識して使う量を調整しましょう。

ウッシのひとこと正面の鏡だけでなく、座ったときの裾や靴まで一度見ると、外出先で気づく小さな乱れを見つけやすくなります。

NOTE 06夏・冬・雨の日は、移動中と訪問時を分けて備える

天候に合わせた持ち物の考え方。暑い日:替え・汗を拭く物・調整時間。寒い日:脱いだ上着を持つ準備。雨の日:替えの靴下・資料の保護
考え方・確認の順番を整理した図解

出発時に整っていても、長い移動で汗やシワ、濡れが出ることがあります。「着て出る服」に加えて、「着いたときに整えるもの」を考えます。訪問の直前まで移動を詰めず、必要なら身だしなみを確認する余裕も予定に入れてください。

  • 夏:相手先の軽装の案内を確認し、汗を拭く物や替えのシャツを必要に応じて準備する。暑い移動中の無理な着込みを前提にしない。
  • 冬:室内の温度に合わせて調整できる組み合わせにする。コートやマフラーを外した後に持てるよう、かばんの中も整理する。
  • 雨:傘袋や水分を拭く物で室内に水を持ち込まないようにする。必要に応じて靴下の替えを用意し、紙の資料も濡れにくく保管する。

洗えるジャケットでも、使える洗い方や乾燥方法は製品によって異なります。「洗える」の表示だけで判断せず、洗濯表示に沿って手入れしてください。濡れた服や靴を短時間で無理に乾かすより、別のものを使える予定を組むほうが、翌日の準備もしやすくなります。

クールビズの案内が曖昧なときの確認例

「当日の服装について確認です。ノーネクタイで伺う予定ですが、ジャケット着用などのご指定はありますか?」

NOTE 07手持ちの服で「迷わない一組」と出発前チェックを作る

買い足す前に整える順番。確認する:今ある服を実際に着る。組み合わせる:訪問用の一組を決める。不足を補う:手入れ・替え・サイズ調整
考え方・確認の順番を整理した図解

服を増やす前に、今ある服を着て一組作ります。商談用のシャツや靴も合わせ、座る動きまで確認してください。「スーツはあるが合うシャツがない」「靴の手入れが間に合わない」といった不足が、買うべきものを考える材料になります。

前日にまとめておくセット着るもの:上着・トップス・パンツ・靴下
持つもの:名刺入れ・ノート・筆記具・必要な資料
調整するもの:天候に合わせた替え・ハンカチ・雨対策
確認するもの:訪問先の指定・当日の移動・現場立入りの有無

予備を何着持つかは、訪問頻度や洗濯の間隔に合わせて決めます。清潔な一組を必要な日に使えるかが基準です。買い足す場合も、高価なものを一式そろえる前に、今の仕事で困っている点を解消できるものから考えましょう。

出発前の全身チェック

身だしなみが整ったら、訪問前の営業準備シートで、今日の目的と最初の質問も確認して出発しましょう。

よくある質問

スーツも、カジュアルも。|迷ったときの確認。服装の指定が曖昧:ジャケット・靴を具体的に確認。買い足すか迷う:手持ちの一組と不足を確認
本文の考え方を使った、迷ったときの確認メモ
営業はネクタイを毎日つけるべき?

一律ではありません。自社と訪問先の規定、商談の目的、軽装の案内を確認して決めます。ジャケット着用とネクタイ着用は別の指定の場合もあるため、迷うときは分けて確認しましょう。

白いスニーカーで訪問してもいい?

訪問先でスニーカーが認められる場合の選択肢です。色だけでは判断せず、服との組み合わせ、汚れ、作業に必要な靴の指定を確認します。安全靴などの指定があれば、それを優先します。

高いスーツを買えば印象はよくなる?

価格だけで場への合い方や着心地は決まりません。まずサイズと手入れの状態、訪問先のルールを確認します。手持ちの服の丈調整や手入れで改善できる場合もあります。

オンラインなら上半身だけ整えればいい?

会議中に立つ場合も考えて全身を整えておくと安心です。服に加え、カメラの映り方、部屋の明るさ、背景を確認すると、資料や表情を見てもらいやすくなります。

今日の一ページを、明日の行動に明日着る一組を、今夜のうちに合わせる

靴まで合わせて座り、肩・腰・裾の状態を確認してください。朝は天気と訪問先の予定を確認し、必要な替えや手入れ用品を足します。

← 記事一覧に戻る