NUSSI’S SALES NOTEウッシの営業ノート

NOTE 18 · 営業の実践ノート

カラオケに誘われたら:歌える一曲と、帰る時間を決める

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先輩や取引先とのカラオケで、必ず盛り上げなければと構える必要はありません。行くか、歌うか、何時に帰るかを先に決めます。参加するなら、自分が歌い切れる一曲を用意しておくと迷いを減らせます。

今日できるようになること

自分が歌える一曲を決める。参加が難しければ、短い断り方を用意する。

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こんなときに カラオケに誘われ、参加や歌う曲で迷うとき。

この順番で進めよう
  1. 1

    参加できる範囲と帰る時間を決める

  2. 2

    歌うか聴くか選ぶ

  3. 3

    歌うなら、歌い切れる一曲を用意

  4. 4

    お礼を言って、予定どおり帰る

会話・記入例は、説明用の例です。自分の案件の条件へ置き換えて使ってください。

カラオケの誘いで迷う3つのこと

食事のあとに「このあとカラオケに行こう」と誘われる。営業の仕事をしていると、先輩や取引先からこうした誘いを受けることがあります。歌が得意でない人は、その一言で気が重くなります。

迷いを分けると、3つあります。行くか行かないか、歌うか聴くか、何時に帰るかです。まとめて考えると決められませんが、一つずつなら決められます。

「必ず盛り上げなければ」と構える必要はありません。歌唱力で営業の能力が決まるわけでもありません。この記事は、参加をすすめるものではなく、行く場合も行かない場合も、落ち着いて伝えられるようにするためのものです。

基本の考え方:参加の範囲は自分で決めて、先に伝える

最初に知っておきたいのは、参加のしかたは「行く・行かない」の二択ではない、ということです。「一時間だけ行く」「行くけれど聴く側でいる」「今日は帰る」など、間の選び方があります。

決めた範囲は、店に入る前に伝えます。途中で言い出すより、先に「21時には失礼します」と言っておくほうが、予定を守りやすくなります(時刻は説明用の例です)。

取引先と一緒の場合は、接待や費用の負担について、会社に決まりがあることがあります。参加してよいか、費用をだれが持つかを、先輩か上司に確認してから返事をします。その場で分からなければ、「確認してからお返事します」で大丈夫です。

帰りの手段も、参加の範囲に関わります。車で来ている日は、お酒を飲みません。飲酒運転の罰則は、警察庁の飲酒運転に関するページで確認できます。

電車やバスで帰る日は、最終の時刻を先に調べておきます。

誘われてから帰るまでの4つの手順

  1. 参加できる範囲を決める。翌日の予定、帰りの交通手段と最終の時刻、体調を確かめます。「行かない」「◯時まで行く」「最後までいる」から一つ選びます。
  2. 歌うか、聴くかを選ぶ。歌いたくなければ、「今日は聴くほうで参加します」と先に伝えます。聴く側でいることも、参加のしかたの一つです。
  3. 歌うなら、一曲だけ用意する。歌詞を見れば最後まで歌える曲を、一つ決めます。曲名をスマホのメモに書いておくと、その場で探さずに済みます。
  4. 予定どおりに帰る。決めた時刻の少し前に、曲と曲の間で声をかけます。お礼を言い、支払いをどうするかを確認してから店を出ます。

下の実践シートは、この順番で書けます。手順1が「参加の可否」と「帰る時間」、手順2が「歌う・聴く」、手順3が「曲の候補」、手順4と断るときの言葉が「伝える一言」です。

一曲の選び方

流行を追って難しい曲を覚えるより、無理のない高さで歌える曲から選びます。知っている曲でかまいません。

機種によっては、リモコンで曲の高さ(キー)を変えられます。原曲が高すぎるときは、歌い始める前に下げておきます。長い曲は、「一番だけ歌います」と先に伝えて、区切りのよいところで終わりにする方法もあります。

同席する人も知っていそうな曲があれば、候補にできます。ただし、年代だけで相手の好みを決めつけないようにします。選曲に長い説明や謝罪を添える必要もありません。

参加するときの過ごし方

歌う順番を独り占めしないのが基本です。自分の曲が終わったら、次の人へ順番を譲ります。続けて何曲も入れるのは避けます。

ほかの人が歌っている間は、スマホを見続けず、聴いて拍手をします。飲み物の注文をまとめる、といった手伝いもできます。

取引先が一緒のときは、相手が歌いたい曲を先に入れてもらい、自分は聴く時間を長めにとります。お酒を飲まないときの伝え方は、焼き鳥は串から外す?一言聞けば決められるに書いています。

伝え方の例:参加する・聴く・断る

場面ごとの言い方を、表にまとめました。時刻や理由は説明用の例です。自分の予定に置き換えて使ってください。

場面言い方の例
時間を決めて参加する「ありがとうございます。明日が早いので、21時まで参加させてください」
聴く側で参加する「今日は聴くほうで参加します」
一曲だけ歌う「この曲が好きなので、一曲歌います」
断る「誘っていただきありがとうございます。明日の予定があるので、今日は失礼します」
途中で帰る「時間になりましたので、ここで失礼します。今日はありがとうございました」

表が収まらない場合は、左右に動かせます。

断るときは、お礼・理由・結論の順に短く言います。理由は「明日の予定がある」「体調を整えたい」など、事実の範囲で十分です。作り話をする必要はありません。

先輩:「このあとカラオケに行くけど、どう?」

自分:「ありがとうございます。明日の朝に訪問があるので、21時まで参加させてください」

先輩:「いいよ。一曲くらい歌っていきなよ」

自分:「では、一曲だけ歌います」

これも説明用の会話です。歌わないと決めているなら、最後の一言を「今日は聴くほうで参加します」に替えます。

チャットやメールで誘われた場合も、お礼・理由・結論の順で返します。

「お誘いありがとうございます。あいにく明日は朝から訪問があるため、今回は失礼します。また声をかけていただけるとうれしいです」

説明用の文例です。最後の一文は、次も誘ってほしいときだけ書きます。

よくある失敗と直し方

帰る時間を言わずに参加して、帰りそびれる

場が盛り上がっている途中では、言い出しにくくなります。店に入る前に時刻を伝えておきます。言いそびれたら、曲と曲の間に、隣の人へ先に伝えます。

順番が来てから曲を探して、あせる

その場で探すと、あせって歌えない曲を選びがちです。曲名を一つ、前もってメモしておきます。思いつかなければ、聴く側に回ります。

断るときに、説明が長くなる

申し訳なさから説明を重ねると、かえって話が長引きます。お礼・理由・結論の3つを、一息で言える長さにします。

伝えたら、それ以上は付け足しません。相手が「そうか、また今度」と返したら、もう一度お礼を言って終わりです。

よくある質問

断ると、仕事の評価に響きませんか?

職場によって受け止め方は違うので、ここで「響かない」と言い切ることはできません。気になるときは、信頼できる先輩に「こういう誘いには、どのくらい参加するものですか」と聞いてみます。会社の行事なのか、有志の集まりなのかが分かると、判断しやすくなります。

断っても、参加や歌を強く求められるときは?

まず「今日は帰ります」「歌は遠慮します」と、はっきり伝えます。厚生労働省は職場におけるハラスメントのページで、ハラスメントを受けたときは意思を伝え、会社の相談担当者や信頼できる上司に相談するよう案内しています。

会社に相談しても対応してもらえないときの相談先として、都道府県労働局の窓口も載っています。つらい状況が続くときは、一人で抱えないでください。

翌日は、何か伝えたほうがいいですか?

参加したときは、翌日に会ったら「昨日はありがとうございました」と一言伝えます。断ったときも、「昨日は失礼しました。誘っていただいてありがとうございました」と伝えると、次の会話がしやすくなります。

歌が苦手です。練習したほうがいいですか?

苦手な曲を無理に覚えることを、自分の課題にしなくて大丈夫です。聴く側で参加する、時間を決めて参加する、断る、のどれも選べます。歌ってみたい気持ちがあるときに、歌い切れる一曲を用意すれば足ります。

今日やることは一つです。歌える曲を一つメモに書くか、断るときの一言を決めておいてください。

取引先との会食や手土産の準備は手土産・接待の準備、ゴルフに誘われたときの準備は接待ゴルフ・社内コンペに初めて呼ばれたらにまとめています。

YOUR TURN

自分の一件で、書いてみよう。

手元に用意するもの
翌日の予定、帰る時間、参加・費用のルール、歌える曲。

記入例を見る(説明用)

参加の可否=参加する(時間を決めて)/帰る時間=21時。店に入る前に伝える/歌う・聴く=一曲だけ歌い、あとは聴く/曲の候補=歌詞を見れば最後まで歌える曲を一つ。曲名をスマホにメモ/伝える一言=「明日の朝に訪問があるので、21時まで参加させてください」

入力は自動保存されません。ページを移動する前に保存してください。保存した内容は他の人に自動送信されません。

CHECK

ここまでできたら、次へ。

無理のない参加範囲を選び、歌う場合も順番を独占せず、予定を守れる。

うまく進まなかったときは?

歌を知らなければ聴くと伝える。参加できなければ感謝を添えて断り、苦手な曲を無理に覚えることを課題にしない。

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