NUSSI’S SALES NOTEウッシの営業ノート

NOTE 170 · 営業の実践ノート

リクルートエージェントの使い方:登録から内定までの流れを、公式サイトの表記で確かめる

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リクルートエージェントは、株式会社インディードリクルートパートナーズが提供する転職支援サービスです。公式サイトには、転職を希望する人に費用はかからないこと、申し込みの後に面談・求人の紹介・応募・面接・内定と進むこと、求人の状況によっては面談や求人紹介に進まない場合があることが書かれています。担当者の質や求人の傾向など、公式サイトに書かれていないことは、この記事では扱いません。

この記事は、運営者が使った体験をもとにしたものではありません。サービスの公式サイトと、厚生労働省などの公式ページを2026年10月4日に開いて読み、書いてあることを整理したものです。

今日できるようになること

公式サイトの「ご利用の流れ」と利用規約を開いて読み、登録するかどうかを決める前に、頼みたいことと希望の条件を書き出す。

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こんなときに リクルートエージェントに登録しようか迷っていて、申し込むと何が起きるのかを、先に確かめておきたいとき。

この順番で進めよう
  1. 1

    公式サイトで、料金・流れ・利用規約を自分の目で読む

  2. 2

    頼みたいことと、希望の条件を書き出す

  3. 3

    個人の連絡先と、電話に出られる時間帯を決める

  4. 4

    申し込んだ日と、連絡が来た日を記録する

会話・記入例は、説明用の例です。自分の案件の条件へ置き換えて使ってください。

リクルートエージェントとは:運営会社と、サービスの中身

リクルートエージェントの利用規約は、「株式会社インディードリクルートパートナーズ(以下「当社」といいます。)が提供する転職支援サービス」という書き出しで始まります(公式「転職支援サービス利用規約」)。運営しているのは、この会社です。

どんなサービスかは、公式のヘルプに一文で書かれています。「リクルートエージェントの転職支援サービスは、正社員としての転職のサポートを行う登録制のサービスです。」「ご登録後、弊社担当者が転職に関するご相談を承り、ご経験やご希望に沿った求人をご紹介させていただきます。」(公式ヘルプ「転職支援サービスとは」)(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)

求人の数について、公式サイトのトップページには「公開求人約80万件」「非公開求人約29万件」とあり、「2026年8月30日時点。表示件数は採用予定数。」という注が付いています(公式サイトのトップページ)(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)。件数は、求人票の枚数ではなく、採用を予定している人数で数えた表示です。数字は時期で変わるので、見るときは公式サイトの今の表記を確かめてください。この記事は、件数の多い少ないで、ほかのサービスと比べることはしません。

転職エージェントという仕組みそのもの(法律上の位置づけ、転職サイトとの違い)は、転職エージェントとはにまとめています。

登録は、転職を決めることではありません。今の会社で続ける、社内で担当を変えてもらう、転職する。3つを並べたうえで、求人を知る手段の一つとして使うかどうかを、自分で決めます。

料金と、利用できる人

料金について、公式のヘルプは「転職希望者の方には、一切費用はかかりません。」「料金については、採用のお手伝いをすることによって、求人企業側からいただいております。」と答えています(公式ヘルプ「費用」)(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)。トップページにも、「お客さまから相談料やサービス料といった金銭を頂戴することは、一切ございません。」と書かれています(公式サイトのトップページ)。

利用できる人について、公式のヘルプに書いてあることを表にしました(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)。

確かめたいこと公式サイトの表記出典
年齢の制限「お申し込みに際して年齢制限はございません。」(公式ヘルプ「年齢制限」)
在職中でも使えるか「弊社では、在職中の方・離職されている方の双方へ、サービスを提供させていただいております。」(公式ヘルプ「在職中・離職中」)
住んでいる地域「地方にお住まいの方もご利用いただけます。」(公式ヘルプ「地方」)
海外に住んでいる場合「海外在住のカスタマーに対しては、サービスを提供しておりません。」(公式「お申し込みの際の注意」)

表が収まらない場合は、左右に動かせます。

「申し込める」ことと、「面談や求人の紹介を受けられる」ことは、別です。年齢の制限がないと書かれていても、求人の状況によっては面談に進まない場合がある、と公式サイトに書かれています。これは後の章で引用します。

登録に要るものと、申し込みの手順

公式サイトに書いてある、申し込みに要るものは次のとおりです(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)。

  • リクルートID。「ご利用いただくにはリクルートIDが必要です。」(公式「利用の流れ」)トップページの案内では、持っているIDで始めるか、新しく作って始めるかを選びます。
  • 入力する中身。「転職希望時期や希望勤務地、職種や年収などを入力し、申し込みを完了させます。」(公式「利用の流れ」)
  • 届くメールアドレス。「メールアドレスに誤りがある場合は、こちらからご連絡することができません。」(公式「お申し込みの際の注意」)

申し込みの窓口は、公式サイトだけです。公式のヘルプに、「お申し込みは、弊社サイト上より承っております。」とあり、来社と電話での申し込みは受けていない、と書かれています(公式ヘルプ「申し込み方法」)。

履歴書や職務経歴書が、申し込みの時点で要るかどうかは、公式サイトの説明のページでは確かめられませんでした。面談の前については、「履歴書や職務経歴書は、面談前に担当のキャリアアドバイザーに送っておくといいでしょう。」と案内されています(公式「面談内容」)。

申し込みの手順

  1. 公式サイトで、流れと利用規約を読む。読まずに申し込むと、後で「聞いていなかった」と感じることが出てきます。厚生労働省の資料も、「求職登録時には利用規約をよく確認しましょう。」と呼びかけています(厚生労働省「民間人材サービス利用のポイント」PDF・3ページ)。
  2. 連絡先を、個人のものにする。会社のメールアドレスや電話は使いません。会社が仕事のために貸している物だからです。
  3. 希望の時期・勤務地・職種・年収を入力する。決まっていない項目は、先に下の実践シートで書いてから入力すると、迷いにくくなります。
  4. 同時に登録できるサービスを、選ぶかどうか決める。公式サイトには、「申込時に、「リクルートダイレクトスカウト」「リクナビNEXT オファーサービス」への同時登録も選択できます。」とあります(公式「利用の流れ」)。選ぶと、届く連絡が増えます。画面の説明を読んで、要るものだけを選びます。
  5. 申し込んだ日を記録する。連絡が来ないときに、いつ問い合わせるかを決められます。

公式サイト:リクルートエージェント(別タブで開きます)。料金や手順は変わることがあります。申し込む前に、公式サイトの今の表記を自分の目で確かめてください。

面談から内定までの流れ

公式サイトの「転職エージェントの利用の流れ」を、段階ごとに表にしました(公式「利用の流れ」)(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)。

段階公式サイトの表記自分がやること
1 申し込み新規会員登録の画面から申し込む希望を入力し、申し込んだ日を記録する
2 連絡「申し込みから1~7日程度で、転職エージェントからサービス内容や面談日程について電話やメールで連絡が届きます。」メールと着信を確かめる
3 面談・相談「これまでの経験や希望条件を確認し、求人の紹介やキャリアプランの提案を行います。」頼みたいことと、希望の条件を伝える
4 求人の紹介・書類の添削・面接の対策「面談によって方向性が明確になったら、転職エージェントが保有している求人企業の紹介が始まります。」紹介された求人を、自分の条件と比べる
5 応募・書類選考・面接「専用ページから応募ボタンを押してキャリアアドバイザーにお知らせください。」応募するかどうかを、自分で決める
6 内定・退職の話し合い・入社「内定が決まったあとの、入社日の調整や円満退社のための手続きのアドバイスなども、キャリアアドバイザーがサポートします。」働く条件を、書面で確かめる

表が収まらない場合は、左右に動かせます。

面談の方法

公式のヘルプには、「ご登録後にお電話・Web・対面等の方法にて面談を行っております。」と書かれています(公式ヘルプ「面談」)。サービス紹介のページには、「リクルートエージェントの場合は、最近では、Zoomでのオンライン面談や電話面談が基本となっています。」とあります(公式「面談内容」)。持ち物は、「基本的に持ち物はありません。」とされ、担当者から頼まれたときだけ用意します。

オンラインや電話の面談は、会社の中や、取引先の近くでは受けません。声が聞こえない場所と、時間を先に決めておきます。

応募と、内定のあと

応募について、公式のヘルプは「複数の企業への同時応募も可能です。また、応募社数の制限もありません。」と答えています(公式ヘルプ「複数の応募」)。応募するかどうかは、自分で決めます。公式サイトにも、「応募したいと思う企業がなければ応募する必要はありません。」と書かれています。

内定のあとについて、トップページには「内定後は、年収交渉・会社選定のアドバイス・入社日の調整など、転職活動をサポートいたします。」とあります(公式サイトのトップページ)。一方で、利用規約は、利用者が「利用者の責任において、求人企業に労働条件その他契約内容を直接確認した後に契約を結ぶ」としています(公式「転職支援サービス利用規約」)。給与、勤務地、仕事の中身、数字の目標の持ち方は、入社を決める前に、書面で自分の目で読みます。

今の会社へ退職をどう伝えるかは、退職の伝え方にまとめています。

面談や求人紹介に進まない場合と、サービスの期間

登録しても、面談や求人の紹介に進まない場合があります。公式サイトに、はっきり書かれています(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)。

  • 「求人状況によっては、求人紹介やキャリアアドバイザーとの面談・相談サービスのご提供が難しい場合もございます。」(公式「お申し込みの際の注意」)
  • 「お客様のご経験やご希望によってはご紹介可能な求人が寄せられておらず、面談のご案内が難しい場合があります。」(公式ヘルプ「面談」)
  • 利用規約にも、「利用者は、利用者の経験、要望および求人の状況によっては、当社によるサービスが提供できない場合があることを承諾するものとします。」とあります(公式「転職支援サービス利用規約」)。

理由として書かれているのは、求人の状況と、経験や希望との組み合わせです。面談に進まなかったとしても、あなたの仕事ぶりを否定する知らせではありません。

連絡が来ないとき

公式のヘルプには、「申し込み後、1週間以内にメールもしくはお電話にて初回のご連絡を差し上げます。」とあり、1週間以上たっても連絡がない場合は、お問い合わせ窓口へ連絡するよう案内されています(公式ヘルプ「連絡がない場合」)。先に、迷惑メールの入れ物と、登録したメールアドレスに誤りがないかを確かめます。

サービスを受けられる期間

利用規約は、電話や面談による相談と、担当者による支援について、「原則として、利用者個々に当該サービス開始の通知を行った日から3カ月間を上限に提供します。」と定めています(公式「転職支援サービス利用規約」)。公式サイトの説明のページにも、「リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から転職先が決まるまでの約3か月を目安としています。」とあります(公式「登録時期」)。期間に目安があるので、「いつごろまでに決めたいのか」を、自分でも先に書いておきます。

利用規約で、してはいけないとされていること

利用規約の禁止事項のうち、使う前に知っておきたいものを二つ引きます(公式「転職支援サービス利用規約」)。

  • 「転職支援サービスを通じて紹介を受けた求人企業に対し、当社の承諾なく直接連絡をとり、採用選考を受けまたは入社する行為」
  • 「正当な理由なく、面談もしくは選考試験・面接を事前の連絡なく欠席し、または採用内定を受諾後に辞退する等の行為」

また、サービスの提供を終える場合の一つに、「正当な理由なく当社からの連絡にご返信いただけない場合」が挙げられています。返事ができないときは、黙って止めずに、「◯日まで返事を待ってください」と一言送ります(説明用の例です)。

利用規約には、「利用者は、転職支援サービスの利用によって転職の実現が保証されるものではないこと」を承諾して利用する、とも書かれています。登録すれば転職が決まる、というサービスではありません。

営業の人が登録の前に用意すること、迷いやすい判断

申し込みの画面と面談で聞かれるのは、経験と希望です。営業の人は、次の4つを先に書いておくと、入力と面談で迷いにくくなります。

  1. 数字で言える実績。期間・目標・実績を一組で書きます。書き方は営業実績の書き方にあります。
  2. 扱った商品と相手。何を、どんな相手に売ったか。お客様の会社名や取引の条件は書きません。
  3. 得意な進め方。新しい相手を探す営業か、決まった相手を回る営業か。自分の仕事の種類は、営業の種類で確かめられます。
  4. 希望の条件。譲れない/できれば/こだわらない、の3つに分けます。

4つをくわしく書く手順は、転職エージェントとはにまとめています。担当者の変更を頼めるかどうかも、公式のヘルプの表記を引いて、そちらに書きました。

惜しい例と良い例:面談の最初に伝える一言

会話は説明用の例です。

惜しい例良い例違い
「とりあえず登録しました」「転職するかは、まだ決めていません。今の経験で、どんな求人があるかを知りたくて申し込みました」今の段階と、頼みたいことが伝わる
「営業の求人をお願いします」「法人向けで、決まった取引先を担当する営業を続けたいです。新規の開拓だけの仕事は考えていません」営業の種類が伝わり、紹介が絞られる

表が収まらない場合は、左右に動かせます。

判断1:転職するか決めていない段階で、申し込んでよい?

公式のヘルプは、すぐに転職を考えていない人も登録できる、と答えたうえで、申し込みの時期の目安を「ご希望の転職時期の2~3カ月前を目安に」としています(公式ヘルプ「今すぐ転職しない場合」)。サービスの期間にも目安があります。時期がまったく決まっていないなら、先に求人を自分で読み、今の会社で変えられることがないかを確かめてからでも、遅くはありません。確かめ方は、営業の転職の進め方に書きました。

判断2:仕事中に、担当者からの電話に出られない

公式サイトは、「電話に出られない時間帯がある方は、あらかじめ転職エージェントに「電話対応が可能な時間帯」を伝えておくと安心です。」と案内しています(公式「電話やメールのやり取り」)。勤務時間の中で、席や社用車から折り返すことはしません。出られる時間帯と、急ぎのときの手段(留守番電話かメールか)を、最初の連絡で伝えます。

判断3:合わないと感じた。やめたいときは?

公式のヘルプには、退会したい場合は「担当のキャリアアドバイザーまでお申し出ください。」とあり、担当が分からない場合の窓口も案内されています(公式ヘルプ「退会」)(公式サイトの表記。2026年10月4日に確認)。利用規約にも、利用者から終了の申し出を受けた場合は「合理的な範囲内ですみやかに終了させていただきます。」と書かれています(公式「転職支援サービス利用規約」)。手続きの順番と、選考が進んでいる途中でやめるときの連絡は、リクルートエージェントの退会にまとめています。

うまく進まなかったあと

紹介された求人が、希望と合わなかった。その場では、合わない理由を一文で返します。「勤務地が通える範囲の外です」「新規の開拓が中心なので見送ります」(説明用の例です)。後で、譲れない条件を書き直し、担当者に送ります。

使ってみて、転職しないと決めた。それも一つの結論です。担当者に、やめることを伝えます。今の会社で続けると決めたなら、何がつらかったのかを分けて、変えたい条件を一つ選びます。手順は営業を続けるか迷ったらにあります。

今日やることは一つです。公式サイトの「利用の流れ」と利用規約を開いて読み、頼みたいことと希望の条件を、実践シートに書いてください。

YOUR TURN

自分の一件で、書いてみよう。

手元に用意するもの
個人のメールアドレスと電話番号。これまでの勤め先と仕事の中身を書いたメモ。希望の時期・勤務地・職種・年収のメモ。

記入例を見る(説明用)

公式サイトで読んだページと、読んだ日=「ご利用の流れ」「お申し込みの際の注意」「転職支援サービス利用規約」。[日付]に読んだ。同時に登録できるほかのサービスの説明は未確認。申し込みの画面で読む/頼みたいこと=「転職するかは決めていません。今の経験で、どんな求人があるかを知りたいです」/希望の時期・勤務地・職種・年収=時期は未定(半年以内に決めたい)。勤務地は今の住まいから通える範囲。職種は法人向けの営業。年収は今を下回らないこと/連絡に使う個人の連絡先と、電話に出られる時間帯=個人のメールアドレスと個人の携帯電話。電話は平日の12時台と19時以降/申し込んだ日・最初の連絡が来た日・次にやること=[日付]に申し込み。連絡はまだ。1週間たっても来なければ、公式のお問い合わせ窓口へ連絡する。

入力は自動保存されません。ページを移動する前に保存してください。保存した内容は他の人に自動送信されません。

CHECK

ここまでできたら、次へ。

公式サイトで読んだページと日付が書いてあり、頼みたいことが一文になっていて、希望の条件と、連絡に使う個人の連絡先・時間帯が書いてある。

うまく進まなかったときは?

どのページを読めばよいか分からなければ、公式サイトの「サービス紹介」から「利用の流れ」と「申込の注意」を開く。希望が書けなければ、譲れないことを一つだけ書く。登録するか決めきれなければ、今日は登録せず、読んだことだけをシートに書いて終える。

NEXT NOTE

次に読むなら

転職エージェントの仕組みを確かめる自分の実績を、数字と事実で書き出すリクルートエージェントの退会の手続きを確かめる